強く揉むということ

お客様の中には「もっと強く!」と要望される方がいらっしゃいます。

私たちは強く揉みません。強く揉んで良いことは何一つないからです。

また、私たちはリラックスしていただくことを第一に考えています。心が緩んではじめて肉体の緊張が緩和されると考えています。揉みほぐすことは目的ではないんですね。ただただ揉みほぐしてほしい方は、どうぞ他店へ。

長い時間をかけて肉体はそのようになったのです。お客様の生活に順応していけるように肉体の方が一生懸命バランスをとって頑張っているんです。少し揉んだくらいで、そのバランスが大きく変化することはありません。生活の場に戻ると、肉体はまたその最適仕様に戻っていきます。

私たちが目指しているのは、触れられることで【お客様自身が自分の器(肉体)に意識を向けるお手伝いをさせていただく】ということ。ご自身の心や暮らし方がそのまま反映してしまっている器に感謝する余裕を持っていただくということです。

強く揉むということ、それは私たちにとって【頑張ってくれている肉体をさらに痛めつける】ことに他なりません。強く揉めば揉むほど、固くなって意固地になって最終的には何も感じなくなる…当たり前ですよね。

ご自身の器を大事にしてあげてください。ちゃんと休ませてあげてください。痛みや不調という形で話しかけてきている器の声に一緒に耳を傾けていきましょう。